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世界選手権広州大会(団体戦)

 チームは勝利したが、格下の選手に敗れ、試合後のコメントでは力ない表情を見せた福原。昨日の韓国戦での勝利の後で気がゆるんだ部分があるのだろう。また気持ちを引き締め、明日からの決勝トーナメントでさらなる活躍を期待したい。

●福原のコメント
 ホントに自分なにやってるんだろうという気持ちでいっぱい。でもチームが勝ってくれたので、それがなによりの救い。今までの試合を通して、リードしてから負けるセットが多いのですごく反省している。少し油断している部分があると思う。相手も負けている時は思い切ってやってくるし、自分の気持ちの弱さです。今日の反省をいかして、明日はどのチームに当たるとしても全力でぶつかっていきたいと思う。体の疲れはないが精神面で少し疲れはある。明日からは決勝トーナメントなので、みんなで力を合わせて、また新たな気持ちで頑張りたい。

●近藤監督のコメント
 フランスも強いので、警戒はしていた。どの選手も国を代表してきているわけだから、そう簡単には勝たせてくれない。そういう中で最後は平野が決めてくれた。平野は昨年のプロツアーでダブルスで優勝して、そのへんからひとつ壁をつきやぶった感じ。福原は、作戦は間違っていなかったと思うが、最後は焦ったのか、勝ち急いだのか。もうちょっと冷静に決断してやらないといけない。
 勢いに乗って、歯車が噛み合っているので、大きな疲労はないと思う。ただ、精神的な面では厳しい試合が続いているので、これから緊張とリラックスの切り替えをうまくやっていきたい。チームの雰囲気は、みんな自分の役割をふまえてうまくやれているので、非常に良い。これからも簡単には勝たせてもらえない、接戦が続くと思う。9-9、10-10からの2本をいかにして取るか、そういうところを確認して、良い状況で明日の試合に臨みたい。

気合い十分の福原だったが/まさかの敗戦/インタビュー中は厳しい表情