スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

世界選手権広州大会(団体戦)

 国際卓球連盟の用具委員会はラバーの後(あと)加工を禁止する提案を出し可決された。これは製造したラバーを後加工して変化ボールを作り出すような製品を実質禁止に追い込むもの。ほとんどツブ高系のラバーだが、あくまでも表面が均一で同質のラバーでなければいけない。
 また、用具委員会としては、08年9月以降の揮発性有機溶剤を含む接着剤(いわゆるスピードグルー)の禁止の後、enez(イーネッツ)やRAEによる厳しいラケット検査を行うことも表明。今年に入ってヨーロッパではユースオープンで数多くの選手がラケット検査で赤ランプがつき、警告や失格処分を受けている。有機溶剤入りのスピード補助剤を使った選手がその中に多く含まれていることを用具委員会は憂慮している。
 国際卓球連盟が検査を厳しくすることで、その検査を通過しない補助剤もあり、日本の大会や卓球市場にも大きな影響を及ぼすことになる。