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速報・現地リポート

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世界選手権広州大会(団体戦)

●宮崎監督
 これまで出場していた3人には疲れもあるし、昨日で1位が決まって、今日勝っても負けても関係ないという気持ちで試合に出て、万が一負けた時のことを考えると、明日に影響が出る。それなら試合に出たいと思っているフレッシュな二人を出してチームを盛り上げるほうが良いし、今の勢いならばセルビアに劣ることはないと考え、このオーダーになった。岸川は、悪くもなく、そう良くもなくという感じ。しかし、カラカセビッチに勝つレベルには来ている。岸川の世界ランクは64位だが、30位くらいの実力はあると評価している。
 準々決勝はどこがきても強豪。ドイツ以上の力はある。しかし、我々は中国と反対側のブロックに入れば、決勝に進める力、勢いはあると思う。やはり目標は高く、最後まで行きたい。とにかく1試合1試合がんばって、中国のところまでいく。そして中国を慌てさせるくらいの試合をしたい。

●大矢
 戦術的に穴が出たところがあった。勢いだけでなく、頭を使って試合をしていきたい。対戦は初めてでしたが、ドイツオープンとかでは見ていた。ただ予想以上に球が速かった。球が速くてもブロックできるような対応の仕方を覚えなければいけない。
 1セット目の時に「これが世界選手権か」と会場を見上げながら思った。1、2セット目は緊張したけど、3セット目からは「負けてもともと、挑戦者の気持ちでいこう」と思ったが、最後はやられてしまった。試合がはじまる前とかはこの大会に来て初めて緊張した。「世界選手権はこれぐらい重いんだなぁ」と感じた。圧倒された部分はあったが、次また世界選手権に選ばれたら、こういう言い訳はできないと思うので、本当にこの経験を生かしたいと思う。打点の早さは通用するけど、どうしても後ろに下がる展開がでてくる。そこで1本取れるか取れないかが大きい。今後はその部分を強くしていきたい。