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フォルクスワーゲンオープン

 明日、神奈川・横浜文化体育館で熱戦の火ぶたを切る、ITTFプロツアー・フォルクスワーゲンオープン荻村杯2008。今年からプロツアーの4つのプレミアム大会、そのうちのひとつに選ばれ、男女団体戦と男女シングルスの4種目で優勝が争われる。

 当初は149名の選手がエントリーしていた今大会、残念ながら選手のキャンセルが相次ぎ、ボル・オフチャロフ(ともにドイツ)、クレアンガ(ギリシャ)、クリサン・フィリモン(ともにルーマニア)、ガオ・ニン(シンガポール)、スミルノフ(ロシア)などが出場を見合わせている。20日の時点でのエントリーは男女計103名、チーム数は男子8、女子10。昨年度大会の195名のエントリーに比べるとやや寂しい数字だが、プロツアー最高峰の大会であることに変わりはない。

 大会初日の5月21日(水)は、男女団体1回戦~準々決勝と男女シングルス予選リーグが行われる。男女団体戦の試合方式は、北京五輪と同じく選手3人が出場するABC-XYZ団体戦(4シングルス1ダブルス)。1・2番のシングルスが終了した時点で、両チームの監督はダブルスと4・5番のオーダーを交換する。
 21日の見どころは、なんといっても男女団体準々決勝。日本男女チームはこの準々決勝から登場する。先週のフォルクスワーゲンオープン中国大会では、女子団体で福原愛が世界チャンピオン郭躍を撃破、福岡も郭躍にゲームオールと迫った。中国の分厚い壁を破るには、まずダブルスで風穴を空けるしかないだろう。一方の男子は、エース水谷隼がブンデスリーガ決勝と日程が重なったため欠場。単複でキーマンとなる岸川聖也の活躍に期待したい。