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フォルクスワーゲンオープン

 女子シングルス第2ステージ1回戦。予選リーグを充実のプレーで全勝通過した福岡春菜は、世界ランキング5位の郭炎(中国)に挑戦。
 伝家の宝刀、王子サービスやフォアの大きく伸びるアップサービスも、郭炎は両ハンドドライブで落ち着いてレシーブ。福岡、なかなか郭炎を慌てさせることができない。無理なカウンターはネットに突き刺さる。最大のポイントは第2ゲーム、福岡が10-6でゲームポイントを握ったが、ここから郭炎が丁寧なプレーで6本連取。第3ゲーム以降は打開策を見出せなくなった。

「第1ゲームは相手の回転量のあるドライブに合わなくて、ブロックできなかった。第2ゲームから合ってきて、10-6になった。迷いはなかったのですが、相手に丁寧にプレーされて、ズルズルととられてしまいました。7ゲームマッチではあるけれど、あそこでタイムアウトをとって1-1にするべきでした。
 自分の思ったようなサービスが、自分でも「なんでこんなに出ないんだろう」というくらい出せなくて、それを試合の中で修正できなかった。五輪でもこういうことはあるかもしれないし、修正できなかったのは反省材料です(福岡)」

 また、王越古(シンガポール)と対戦した石垣優香(淑徳大)は、王のループドライブからの強烈なスマッシュを拾い切れなかった。王越古は世界の女子選手の中でも最高のスマッシュの名手だ。

●女子第2ステージ1回戦
郭炎(中国) 5、10、8、5 福岡(中国電力)
王越古(シンガポール) 5、4、-7、6、5 石垣(淑徳大)