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フォルクスワーゲンオープン

 世界団体戦・広州大会で日本男子チームのポイントゲッターとして活躍した韓陽。一昨日に行われた男子団体準々決勝では、ガチーナ(クロアチア)に苦杯をなめたが、このシングルス第2ステージ1回戦、そのテクニックを存分に披露してくれた。
 
 対戦相手の李廷佑(韓国)は、広州大会の団体準決勝2番で水谷隼が敗れている相手。韓陽自身も、2年前の本大会のシングルス1回戦で敗れている。しかし、今日はほぼ完璧。裏面ドライブとフォアドライブのコンビネーションが良く、足も良く動いてミスが出ない。試合前の練習台での打ち合いでもかなり動きが良く、期待していたのだが、期待を上回るほどの内容だった。「かつての国家チームのチームメイトに囲まれて、気合いが入ったのでは?」と思わせた。
 試合後の会見では「今すこし風邪を引いているが、他の日本選手が負けているので、自分が勝たなければいけないと思って頑張った」と頼もしいコメント。明日2回戦の陳杞戦にも期待がかかる。

 李廷佑は韓陽のテクニックに翻弄されて、豪快なフォアドライブが不発。韓陽のフォアストレートへのドライブでたびたびノータッチを取られた。

●男子シングルス第2ステージ1回戦
韓陽(東京アート) 8、5、3、8 李廷佑(韓国)