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フォルクスワーゲンオープン

 世界ランク239位の塩野真人(早稲田大)が、世界ランク2位の馬琳に挑んだ1回戦。塩野は序盤から馬琳のテクニックに翻弄される。特に前に小さく落とす馬琳のドライブはネットに届かないほど。しかし、塩野は必死のプレー。第2ゲームはバックカットでよく拾い、10-9のゲームポイントでは馬琳のパワードライブを切れたバックカットで返球、馬琳のストップがネットに刺さり、塩野がゲームカウント1-1。もともとカット打ちを苦手としていた馬琳だけに、「これはいけるか?」という希望を抱かせる。
 しかし、さすがは世界ランク2位。馬琳は打球点が非常に早い強烈なドライブスマッシュを容赦なく打ち込む。第5ゲームは1-11。日本勢で今日最後に登場した塩野、ラストを締めくくることはできなかった。しかし、今大会の活躍はお見事。観客も彼の試合を楽しみにしていたのではないか。まだまだ伸びてほしい逸材だ。

●男子シングルス第2ステージ1回戦
馬琳(中国) 3、-9、7、3、1 塩野(早稲田大)