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フォルクスワーゲンオープン

●男子シングルス第2ステージ2回戦
陳杞(中国) 5、7、-7、11、7 韓陽(東京アート)

 勝てばベスト8進出となるこの試合、日本勢最後のひとりとなった韓陽は、中国ナショナルチームの後輩である陳杞と対戦。年齢は韓陽のほうが6歳年上、テクニックの韓陽と強打の陳杞の対決となった。

 試合は序盤から、韓陽のショートを陳杞がキレのあるドライブで打ち抜く。前後への動きも良く、サービスが甘くなればレシーブドライブで一発で決めてしまう。陳杞2ゲーム連取。しかし、韓陽も第3ゲームからサウスポー陳杞のフォアをドライブでうまく攻め、反撃。1ゲームを取り返して第4ゲームも10-7とするが、ここで決めきれず。このゲームが勝負の最大の分かれ目だった。結局1-4で陳杞に敗れた韓陽、日本男女は良く健闘したが、ここで全員が姿を消した。

★韓陽、試合後の記者会見
「試合の準備はしっかりできていたし、結果としては負けたけど、内容には満足している。4ゲーム目をとって2-2にできれば良かったけど、そこを取られたのが痛かった。北京五輪まで80日を切ったので、特に体力面のトレーニングをやっていきたい。このあとの韓国オープン、シンガポールオープンのあとでしっかり時間をとってやりたい。五輪での目標はシングルスのベスト8です」

下写真右:記者会見で通訳を務めたのは、偉関晴光さんの奥さんである絹子さん