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フォルクスワーゲンオープン

 女子シングルス予選リーグ。世界ランク155位の石川佳純(ミキハウスJSC)は、同34位の李恩姫(韓国)と対戦。右ペン表ソフト速攻型で、世界団体戦広州大会では福岡春菜が苦杯をなめた相手。しかし、石川はこの強豪にまったく臆することなく立ち向かう。サービスから思い切って李のフォアにサービスを出し、李に軽打でレシーブさせてカウンターで狙い打つ。フォアスマッシュにミスが出ようと、観客から「あ~あ」とため息がわき上がろうと、積極的な両ハンドは止まらない。李も時折レシーブから強烈なフォアスマッシュを決めるが、石川の打球点の早い両ハンドに振り回され、競りあいながらも主導権は終始石川が握った。最後は石川10-6のマッチポイントから10-9まで詰め寄られてヒヤリとさせたが、最後は李のスマッシュミスで決着。堂々たるプレーで石川が予選リーグ初戦を飾った。これは今大会の戦いが楽しみになってきた。
 また、若宮三紗子も世界ランク47位のドデアン(ルーマニア)にストレートで完勝。日本女子、好調だ。

●女子シングルス予選リーグ
石川(ミキハウスJSC) 3、8、-6、9、-10、9 李恩姫(韓国)
若宮(立命館大) 9、7、5、9 ドデアン(ルーマニア)
王晨(アメリカ) 6、5、1、1 石垣(淑徳大)