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速報・現地リポート

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北京五輪

 8月8日にスタートした北京五輪。先日トピックスでもお伝えした、卓球競技・団体戦の第1ステージのドローをここで振り返っておこう。
 日本は中国香港、ロシア、ナイジェリアと同じグループDに入った。
 中国香港はエースダブルスの李静/高礼澤に、張ユクをシングルス2点起用するオーダーが予想される。ダブルスが強いだけに厳しい相手ではあるが、シングルスならば日本男子も互角の戦いができる。トップと2番のシングルスで一気に先行したい。2月の世界団体戦で勝っているロシアは、エースのスミルノフを2点起用か。ダブルスで確実に勝利を収めたい。8月13日の開幕戦で対戦するナイジェリアは、長く世界で活躍するエースのトリオラは手強いが、ストレートで勝って弾みをつけたい相手だ。



 女子団体は韓国、スペイン、オーストラリアと同組となった。
 ツインカットの金キョン娥・朴美英に、シェーク異質速攻の唐イェ序の韓国とは、5月のフォルクスワーゲンオープン荻村杯で互角の大激戦を演じている。オーダーが難しいところだが、世界団体戦で唐イェ序に勝ち、荻村杯では金キョン娥を3-0で破っている平野を2点起用か。協会の内紛が続く韓国だが、国の威信を賭けた戦いになるとプラスαの力を発揮するだけに要注意だ。
 左シェーク異質速攻のション・イェンフェイに、元インターハイチャンピオンの朱芳がいるスペインも決して侮れない相手。3番手のドボラクもウクライナ出身という傭兵チームだが、ダブルスが勝負のポイントになりそうだ。初戦で対戦するオーストラリアも中国選手3人を揃えた帰化選手チームだが、本来の実力を発揮すれば不安はないだろう。第1ステージは8月14日の13時からスペイン戦、19時半から韓国戦ということで、スペインに接戦に持ち込ませず、勝負となる韓国戦にはできるだけ体力を温存しておきたいところ。



 日本男女チームの戦いに、日本からエールを送ろう!
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