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北京五輪

 審判をやっていて、五輪の審判を務めることほど名誉なことはないだろう。しかし、たいていの場合、元名選手と言われる人はあまり審判をやらない。審判をやる人というのは卓球愛好者であっても、審判として試合をコントロールすることに楽しみを覚えるものだから。
 ところが、今大会、元世界チャンピオンが晴れのコートでジャッジを振るっている。1969年世界選手権ミュンヘン大会の女子ダブルスチャンピオンのグリンバーグさんだ。当時は旧ソ連代表として活躍した選手だ。現姓はフェドロワ。ITTFの国際審判員の中でも元世界チャンピオンが国際審判員を務めた例はないという。元世界チャンピオンは40年後に審判員としてセンターコートに戻ってきた。