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北京五輪

●男子シングルス3回戦
韓陽(東京アート) -9、8、9、12、15 スミルノフ(ロシア)

 男子シングルス3回戦、満を持して登場した韓陽が、世界団体戦広州大会でも激戦を繰り広げたスミルノフと対戦。やや守勢に回ってスミルノフの強烈なバックドライブ連打を浴び、第1ゲームを落としたが、第2ゲームからはフルスイングはできないまでも、台上のテクニックと回転量の多い裏面ドライブでポイントを稼ぐ。第3ゲーム9-9から、韓陽のストップレシーブをスミルノフが2本連続でミス、そして第4ゲームも競り合いを制して、3-1と勝利に王手をかける。
 
 第5ゲーム、韓陽3-0リードでスミルノフがタイムアウト。韓陽、5-3から9-3と4本連取。これで試合が決まるかと思われたが、9-6となったところでベンチの宮崎監督がタイムアウト。開き直ったスミルノフ、バックハンドで韓陽のフォアサイドを攻め、9-9に追いつく。ここからは一進一退のシーソーゲーム。韓陽の集中力は高いが、スミルノフの思い切った両ハンドドライブは強烈だ。3回目、4回目、5回目、迎えた6回目のマッチポイント。韓陽、ラリー戦の中で、バックに来たスミルノフのドライブをサイドスピンショート。スミルノフのバックドライブが、大きく曲がりながら台をオーバーしていった。韓陽、4回戦進出!
 
 4回戦の対戦相手は世界ランキング1位の王皓。3回戦では陳衛星(オーストリア)を4-0でかっ飛ばしている。守るだけでは勝てない相手。先輩の意地を見せられるのか。