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北京五輪

●女子シングルス準決勝
張怡寧(中国) -9、8、10、8、5 リ・ジャウェイ(シンガポール)
王楠(中国) -3、8、-4、7、3、6 郭躍(中国)

 女子シングルス準決勝は、04年アテネ五輪優勝の張怡寧と、00年シドニー五輪優勝の王楠が勝利。決勝は五輪女王対決となった。

 準決勝第1試合の張怡寧vs.リ・ジャウェイは、かつて共に北京市の什刹海(シーシャーハイ)体育学校で腕を磨いた同級生対決。出足からリ・ジャウェイが得意のフォア表ソフトの速攻で押し込み、互角以上の戦いを見せたが、中盤から張怡寧が両ハンドドライブでしっかり対応。逆にリ・ジャウェイは打ちミスが増え、ポイントが稼げなくなった。
 第2試合の王楠と郭躍は、ともに超級リーグの遼寧鞍鋼でプレーする遼寧省の先輩・後輩対決。第1ゲームから、郭躍が王楠の両ハンドドライブを前陣カウンターで狙い打ち、11-3で一気に先取する。しかし、さすがは百戦錬磨の王楠。台から距離を取り、巧みに緩急をつけて郭躍を揺さぶる。ゲーム中盤で大きくリードを広げる展開が続き、王楠がゲームカウント3-1とした第6ゲームも王楠が2-2から4-2、7-4、9-6と主導権を渡さない。このゲームを11-6で制した王楠が、2大会ぶりの決勝進出。女王は帰ってきた!