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北京五輪

●男子シングルス準々決勝
王励勤(中国) 7、5、8、8 譚瑞午(クロアチア)
馬琳(中国) 3、5、9、10 呉尚垠(韓国)

 王励勤と譚瑞午の準々決勝はおよそ25分。馬琳と呉尚垠の試合も、35分を切るタイムで終了した。この大会に向けて牙を磨いてきた中国の竜虎が、その強さをまざまざと見せつけた。
 ガオ・ニン(シンガポール)、李静(中国香港)を破った譚瑞午、右肩の故障明けながらボル(ドイツ)を4回戦で下した呉尚垠、ともに健闘の光る大会だったが、やはり中国男子のツインエースの強さは別格なのか。呉尚垠は第3ゲーム9-6のリードから5点連取を許し、第4ゲームも2-8、そして7-10から3回のマッチポイントをしのいで10-10に追いつき、韓国の意地を見せたが、抵抗もここまで。世界最高の台上マスター、馬琳の台上からの速攻に苦杯をなめた。

 明日の男子シングルス準決勝第2試合は、05・07年世界選手権決勝と同じ組み合わせ、王励勤vs馬琳。勝って初の決勝進出を果たすのは、どちらなのか。なんとここ4年間の国際大会での対戦成績は、王励勤8勝、馬琳8勝とまったくの五分だ。