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第6回世界ジュニア選手権大会

日本対中国は激しい試合となった。トップで丹羽は後半で随所に好プレーを見せたが惜敗。2番で松平は昨年の優勝メンバーの閻安を封じて、1-1のタイ。3番藤本は力の差はいかんともしがたく敗れたが、4番で松平が方博を完封。相手が強くなり、集中した時の松平は強い。台上といい、打たれたときのブロック、カウンターが見事に決まった。
そして試合はラストにもつれ、丹羽は閻安から2ゲームを先取し、勝利まであと1ゲーム。流れは日本だった。しかし、ここから閻安は本来の力を発揮、先手をとり続け、2-2とする。河野監督はベンチに戻った丹羽に「レシーブを置きに行くな。積極的にプレーしよう」とアドバイスを飛ばす。前半は丹羽がリードするも、中盤で追いつかれ、最後は攻め続けた閻安が勝ち、日本は中国に敗れた。「中国と選手もやる気が出て、良い試合になった。丹羽は良い経験をしたし、収穫はあった。こういう舞台で中国とやるのは彼にとって初めてだった。力からしたら中国が断然上だし、松平と丹羽がどのくらいできるか見たかった。松平はセンスでは中国より上だし、思い切ってやれた時の彼の力はすごい。ラストで丹羽が2-0でリードしたけど、必ず2-2になると思っていました。丹羽は本当に悔しい思いをしたので良い経験をした。来年の世界ジュニアは脈がある。選手にはチャンスはあると言いたい」

男子団体準決勝
    日本   2-3   中国
 丹羽  -5、-8、10、-9   方博○
○松平  4,6,-6、9      閻安
 藤本  -8,-6、-4     程靖淇○
○松平  9,6,6        方博
 丹羽  8,8、-7、-5、-8   閻安○
写真は左から2勝を挙げた松平、ベンチでの丹羽、ラストの丹羽が閻安に敗れた