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第6回世界ジュニア選手権大会

 昨日の最後の女子シングルスの試合で、日本の谷岡は事前のラケットコントロールでラバーの厚さが4ミリを越えたということでスペアラケットを使うことになった。そのスペアもカットマンの谷岡は台にぶつけたりしているために、板がめくれ、厚さ、もしくはラバー表面の平坦さに問題があるということで、勝利したあとに審判長が検査した。何とかぎりぎりセーフになったが、冷や汗もの。あわてて、バタフライの売店で同じラケットを調達した。今大会では機械を使って、ラバーの厚さ、平坦さは相当厳しくおこなわれている。今後、国際大会に出る選手は注意が必要だ。スペアラケットは当然必要で、しかも1本ではなく2本は必要だ。
もし日本の全日本選手権などでも厳しく行われる場合、ラバーの貼り方によっては表面がでこぼこになることもあるので、注意とスペアラケットは必ず必要になる。
 
 さて、11日の午前中でとんだハプニング。混合ダブルスで森本・谷岡組がチャイニーズ・タイペイペアにゲームオール8本で勝った。ところがITTFのWEBの記録ページではタイペイ組が勝ったことになっていた。審判席で確認したところ、実物のスコアシートでタイペイが勝ったことになっていた。審判長はすぐに当該審判に聞いた。そうしたら何と審判まで「これはタイペイの勝ちよ」と応えるではないか。抗議する日本選手団。「タイペイに確認してくれ」と。審判長がタイペイに確認して、もちろん負けを認めたので、記録の間違いということで訂正。国際大会では思わぬハプニングが起きるものだ。

写真はラケットコントロールで冷や汗をかいた谷岡