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速報・現地リポート

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全日本選手権大会

●男子シングルス4回戦・主な記録
笠原(早稲田大) 6、8、9、-3、7 張(東京アート)
渡辺(シチズン) 8、6、-8、-9、8、6 斎藤(埼玉工業大職員)
濱川(近畿大) -3、-14、7、6、8、7 遊澤(東京アート)
上田(青森山田高) -15、7、-6、-6、8、6、14 足立(早稲田大)
韓(東京アート) 4、3、12、2 足立(松徳学院教員)
高木和卓(東京アート) 13、7、5、-7、9、-6、6 神(青森山田高)
丹羽(青森山田中) 8、7、11、15 下山(協和発酵キリン)
吉田(グランプリ大阪) 9、9、3、7 熊田(日産自動車)
水谷(明治大) 4、-9、-15、6、7、17 川崎(協和発酵キリン)

 初出場で上位進出が期待された、スーパーシードの張一博が、初戦となる4回戦で散るという波乱があった。
 出だしから、相手笠原と勢いに差があった張。持ち味の前陣での切れ味鋭いカウンタードライブが精彩を欠き、ラリーになってもなかなか打ち抜けない。一方の笠原は声を出し自分を奮い立たせながら、常に先手をとって得点を重ねていく。両ハンドでの早い攻めで、試合の主導権を張にわたさないまま、一気に勝利をものにした。
 世界選手権日本代表選考会でのラケットコントロールで失格となった張。その影響があったのかどうかはわからないが、明らかに精彩を欠いた試合となってしまった。