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速報・現地リポート

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全日本選手権大会

●男子ジュニア決勝
上田(青森山田高) 10、6、-9、-11、13 松平(青森山田高)
●女子ジュニア決勝
石川(ミキハウスJSC) 3、6、2 森薗(青森山田高)

 男子ジュニア優勝は上田仁、昨年に続く2連覇となった。両者とも互いの手の内は知り尽くしているだけに、両ハンドで探り合うようなラリーが続く。試合序盤は上田がフォアドライブのパワーで上回ったが、松平が0-2のビハインドから2-2と追いつき、最終ゲームも上田のフォアドライブに対し後陣からのバックドライブで互角に引き合うなど、好プレーを連発。10-8でマッチポイントを握る。しかし松平、10-9でまさかのサービスミス。さらに13-14と上田にマッチポイントを握られ、ここでも松平のしゃがみ込みサービスがミス。予想外の幕切れで上田が二年連続の栄冠をつかんだ。

 女子ジュニア優勝は石川佳純。ジュニア3連覇を決めた決勝は圧巻の強さだった。フットワークを生かして強力なフォアドライブを放つ森薗に対し、石川は打球点の早いバックハンドで振り回し、森薗に決定打を打たせない。序盤で大きく石川がリードを奪い、あっという間に勝負をつけた。