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速報・現地リポート

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全日本選手権大会

 混合ダブルス2回戦。卓球ファン注目のペア、水谷/福原が第20コートに姿を現した。4月の世界選手権横浜大会を視野に入れたペアリングだ。
 そしてやはりこのペアは強かった。水谷が柔らかいボールタッチからのストップ・フリックで相手をかく乱し、福原がブッツリ切れた下回転サービスでネットミスを誘う。水谷ペアはラリーでも引けはとらなかったが、何よりもサービス・レシーブに大きな差があった。2ゲームを連取した第3ゲームも出足で4-2とリードすると、6-2、8-4、10-4と確実にリードを広げ、最後は福原のネットインに、相手ペアの橋口のドライブが空を切って勝負あり。相手に5点以上与えない完勝で3回戦に駒を進めた。試合中に言葉を交わすことはほとんどないが、静かな闘志が感じられる戦いぶりだった。

 直前まで中国で長期合宿を張り、体つきもかなりシェイプアップされた福原。右ひざに黒いサポーターをしているのが気になったが、今大会は昨年までと目の色が違うようだ。

●混合ダブルス2回戦
水谷/福原(明治大/ANA) 2、4、4 橋口/大家(青木信用金庫)