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全日本選手権大会

 女子ダブルス4回戦。ともに第6コートで行われた、注目の2ペアの試合。まず登場した平野/石川(ミキハウス/ミキハウスJSC)は、カットと攻撃の変則コンビである脇ノ谷/西沢(ニッタク&チームワッキー)と対戦。2ゲームを先取しながら、中盤石川に強打の打ちミスが続き、ゲームオールへともつれた試合は、最終ゲーム9-8で脇ノ谷ペアがリード。しかし、ここから平野/石川が強気で打ち切り、ゲームオール9本で辛くも5回戦進出を決めた。
 試合後の会見で「ダブルスはゲーム練習を中心にやり込んでいた。去年はベスト8で終わってしまったので、優勝を目指したい」と話した平野。石川も「平野さんと組んでいるし、優勝を目指して頑張ります」と抱負を語った。

 続けて行われた福原/照井(ANA/早稲田大)と狭間/石塚(十六銀行)の一戦は、ストレートで福原ペアの勝利。ダブルスの練習はほとんど積んでいないはずだが、ふたりのコンビネーションは予想以上に良かった。全日学優勝(狭間)と全日本ジュニア優勝(石塚)の実力派ペアに対しても、福原のレシーブのうまさと照井のパンチ力のある攻撃でストレート勝ちを収めた。

●女子ダブルス4回戦
平野/石川(ミキハウス/ミキハウスJSC) 9、6、-4、-8、9 脇ノ谷/西沢(ニッタク&チームワッキー)
福原/照井(ANA/早稲田大) 6、9、10 狭間/石塚(十六銀行)

下写真:薄氷を踏む勝利。しかし最後まで強気を貫いた平野/石川