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全日本選手権大会

 女子シングルス2回戦。四元奈生美(東京アート)は池田好美(青森山田高)に競り合いながらも敗れ、大会第3日目にして全日本の舞台から姿を消すことになった。昨年はこの2回戦で勝利しながら、アキレス腱の不全断裂により棄権を余儀なくされたが、今年も3回戦に進むことはできなかった。混合ダブルスで着用した「哀」のウェアが、運気の転機になってしまったのか…。
 下は四元の試合後の記者会見でのコメント。涙を浮かべながら全日本選手権を振り返った。

「ミックスは渡辺さんと組むのは今年が最後なので、優勝しようねと言ってました。負けてしまったけど、渡辺さんが私の考えに賛同してくれたことにすごく感謝しています。渡辺さんも私と組むのはすごく覚悟がいると思う。
 混合ダブルスで着た『哀』のウェアは涙がポトリと落ちて、それが渦を巻いていくようなイメージ」。そして今まさにその渦の中にいます。『哀』は言葉どおりのユニフォームになってしまいましたね…。ただ、その哀しみに打ち克ちたいと思います」

 今や全日本になくてはならない存在である四元。来年の全日本でも大いに話題を振りまき、卓球界を活性化してほしい。

下写真左:シングルスでも新しいウェアを着用
下写真右:記者会見では思わず涙が…