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全日本選手権大会

●女子ダブルス決勝
平野/石川(ミキハウス/ミキハウスJSC) 7、8、9 福原/照井(ANA/早稲田大)

 女子ダブルス決勝は、昨年度優勝の福原/照井(ANA/早稲田大)と、平野/石川(ミキハウス/ミキハウスJSC)の対戦は、ストレートで平野/石川が勝利し、初の栄冠を獲得した。
 試合後の優勝者インタビューで「ふたりともバックハンドが強いペアなので、できるだけフォア側を意識して戦った」というように、平野ペアは福原ペアのフォアを徹底して突く作戦。石川のバックハンド、平野のレシーブでの切ったフォアツッツキが、福原ペアのフォアサイドを襲う。福原/照井はなかなかフォア強打のチャンスがなく、左右に大きく揺さぶられる展開。特に石川の打球点の早いバックハンドは効果抜群だった。
 昨年はベスト8止まりと上位進出がならなかった平野/石川ペアだが、今大会は練習量の豊富さとコンビネーションの良さを感じさせた。第2ゲーム5-7から5本連取、第3ゲーム7-9から4本連取と、ゲーム終盤で見せた集中力も見事だった。

★試合後の優勝者インタビュー
平野「今まで全日本ではダブルスのタイトルがなかったので、練習してきたし、狙っていた。すごく嬉しいです」
石川「初めて全日本の一般の決勝に出られて緊張していたけど、思い切ってやるしかないと思ってがんばった」
平野「ふたりともバックハンドが強いペアなので、できるだけフォア側を意識して戦いました」
石川「とりあえず私は最後まで思い切ってやろうと思いました」
平野「今大会は去年より練習してきたし、一戦一戦厳しい試合を乗り越えて決勝まで来られた。コンビネーションも良くなりました」
石川「一戦一戦厳しかったけど、そういう時こそ良い成績を残したいとふたりで話していました」

--明日への抱負を聞かせてください
平野「今日は良い形で、ダブルスで優勝できた。ふたりとも同じチームの一員として頑張って優勝を目指します」
石川「思い切って頑張るだけだと思います」
--石川選手は明日のシングルスで優勝すれば、三冠ということになりますが?
石川「全然考えてないです(笑)」