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全日本選手権大会

●男子ダブルス決勝
岸川/水谷(スヴェンソン/明治大) 10、6、11 時吉/横山(グランプリ大阪)

 男子ダブルスは岸川/水谷ペアが3連覇の偉業を達成。準決勝こそ2ゲームを先行されて苦戦したものの、決勝も含めてその他の試合では、攻守一体の懐の深いプレーで相手ペアの攻撃を包み込んだ。
 決勝では1ゲーム目に出足で離されて4-7となるが、ここから4本連取で8-7と逆転。デュースにもつれ込むも、12-10で1ゲーム先取。続く第2ゲームは終盤で時吉にフォアのミスがやや目立ち、6-6から岸川/水谷が5本連取。時吉/横山ペアは大きいラリーで左右に揺さぶられると、どうしても先にミスが出てしまう。
 第3ゲームは互いにポイントを連取する展開で9-9となり、ここからフォアクロスの激しい打ち合いを制した岸川ペアがマッチポイント。時吉ペアもフォアストレートに時吉がパワードライブを打ち込んで10-10とし、11-10と逆にゲームポイントを握るが反撃もここまで。ここから3本連取した岸川ペアが勝利し、優勝を決めた。
 男子ダブルスでの3連覇は、昭和57~60年度に4連覇している斎藤清/渡辺武弘ペアに次ぐ記録となる。来年度大会の4連覇も大いに可能性がありそうだ。

★優勝者インタビュー
岸川「お互い自分たちの得意なところが出せて、優勝できてよかった。2連覇していて、相手にむかってこられるのがプレッシャーになっていたけど、ふたりで話し合ってきたし、良いプレーができてうれしい」
水谷「相手のペアは良いボールを持っているし、台上の強打がうまいので、そこに気をつけて作戦を考えた」

--おふたりはシングルスで対戦しましたが?
水谷「ダブルスをやってシングルスをやって、またダブルスというのは難しい部分もあったけど、良い経験になりました」
岸川「こういう機会はあまりないのでとまどったけど、優勝できてうれしい」

--明日への抱負を聞かせてください
水谷「明日は岸川さんの分まで頑張って、絶対三連覇を達成したい」

--岸川さんは、横浜大会への出場を目指すことになりますが?
岸川「選考にからむ試合はもうないので、今日は隼に勝てれば良かったですけど(笑)、もう試合は終わったので…。また頑張りたいです」