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全日本選手権大会

●男子シングルス準決勝
水谷(明治大) 11、6、8、12 上田(青森山田高)

 青森山田高の先輩・後輩対決は、第1ゲームは台上での小さな展開が多く、手の内の探り合いといった印象。しかし、水谷はレシーブでもフリックを増やしたり、タイミングを狂わせるなどして、上田の3球目攻撃を完璧に封じた。上田もフットワーク良く動き回り、ラリー内容ではほぼ互角だったが、サービス・レシーブの差がスコアに現れた試合だった。
 
 しかし、敗れたとはいえ上田も高校2年生で一般ベスト4は見事な成績。試合後、「大会全体を通じては、一般でのランク入りが目標だった。これまで一般では上位に来られなかったので、すごく自信になった」と語り、充実の全日本を終えた。センスは抜群だが、現在はオーソドックスなシェークドライブ型。無地で良質なキャンバスに、これからどのような色をつけていけるか。この準決勝では、もう少し挑戦者としてのガッツが欲しかったが…。