2001年大阪大会でのスポーツ科学会議の思い出を綴って見たい。
会議の目玉は、世界チャンピオンとのパネルディスカッションおよび、夜の懇親会だった。当時は、私が一流選手に会える機会などなかったから、参加料さえ払えば長谷川信彦や河野満、松崎キミ代といった伝説的な人たちと話すことができるのがなんとも魅力的だった(ITTF用具委員長のラフォード・ハリソンとさえ話せたのだ!)。大人数の立食パーティーだったので、残念ながら突っ込んだ話もできず、話した内容をほとんど覚えていないのが残念だ。
今、思い出したが、たしか会場に行く途中でMDレコーダーを買って胸ポケットにしのばせ、ピンマイクで会話をすべて録音したのだった。しかし一度も聞いてない。意外に貴重な会話が残っていたりして。でも、途中で静岡大学の吉田和人さんにマイクに気づかれて「何ですかそれ」と指摘されて恥ずかしい思いをしたことも思い出した。
ああ、我ながら挙動不審だ。