スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

世界選手権横浜大会(個人戦)

●男子シングルス1回戦
丹羽孝希 6、-9、5、6、9 リュウ・ソン(アルゼンチン)

 丹羽の勢いは、決勝トーナメントに入っても止まらない。1回戦の相手は、元中国ナショナルチームのアルゼンチンのリュウ・ソン。左シェークでフォアは攻撃オンリー、バックは前陣での粒高ショートと、中・後陣でのカットを駆使する。丁松(中国)や朱世赫(韓国)の元祖のような選手だ。しかし、完全に緊張感から解き放たれた丹羽は、キレのあるフォアドライブと相手のミドルへのコース取りで、大きなラリー展開に持ち込ませず。
 予選リーグ2戦目のオマール(アラブ首長国連邦)戦で、マッチポイントを奪われたのが嘘のよう。安心して見ていられるプレー内容で2回戦進出。2回戦の相手はオフチャロフ(ドイツ)、今の丹羽ならひょっとしたら…と思わせる対戦だ。