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世界選手権横浜大会(個人戦)

●男子ダブルス2回戦
松平賢/上田 8、5、8、ー11、8 荘智淵/呉志祺(チャイニーズタイペイ)

パワーのあるタイペイの荘・呉に対し、賢二・上田ペアがどのように戦っていくか、注目されたこの試合。
打球点の早さとパワーを兼ね備えた荘、重いフォアドライブが特長の呉。両者に先手をとらせると不利になるところだが、日本ペアは台上で巧みなプレーを見せた。特に賢二の台上のコンパクトなスイングのバックハンドが光った。フォアにパワーがあるが、バックハンドが器用なタイプではなかった賢二だが、台上、そして中陣でのドライブでも、バックに明らかな進歩が見られ、有利な試合に持ち込む。上田も賢二におとらずいい動きを見せ、ラリー戦ではタイペイペアに互角以上の強さを見せる。ストレート勝ちとはいかなかったが、終始日本ペアが強気で攻め続けての快勝となった。
松平「今日は上田が先に荘智淵とやっていたし、ぼくがやったことがあった。台上では強いボールが来ないので前半はそこに攻めて、ぼくらが台につく。長いボールが来たらそれを待って攻める。それがスタートダッシュでうまくできた」
上田「やりやすいタイプの相手だった。試合前に台の中のボール、ストレート攻撃を練習して、それがうまくいったので、明日もしっかり準備したい」
松平「大会前からベスト16は狙っていたので、今はそれ以上上に行きたい」
上田「明日は今日以上にお客さんが入ると思うので、その応援を力に変えていきたい」
松平「明日の相手(柳承敏・呉尚垠)のダブルス情報があまりないので、今日みたいに台上で先手を握れれば、チャンスはある。今日ビデオを見たり、他の選手にアドバイスをもらって準備をしたい」
上田「話し合って準備をしたいし、今日みたいな試合ができれば勝機は見えてくるので、向かっていく気持ちだけで戦いたい」