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速報・現地リポート

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世界選手権横浜大会(個人戦)

水谷 11、4、10、9 パーソン(スウェーデン)

 新旧のオールラウンダー同士の戦いは、激しいラリー戦になるも最後はことごとく水谷がとり、終わってみればストレート勝ち。

パーソン「今のは良い試合だった。1ゲーム目が大事だったが、得点するのが難しかった。このゲームを取られて、常に追いかける展開になったのがきつかった。これがシングルスでは最後の試合だった。まだダブルスの試合は残っているけど、シングルスは今日が最後で、この大会が最後の世界選手権だ。この大会が終われば少し休みを取って、次のことを考える。もちろんこんな大きな体育館でたくさんの観客の前で試合するのは楽しいし、そこでプレーできないのは悲しいことだね」

● 高島の眼 水谷対パーソン
1ゲーム目、パーソンが前陣でカウンター狙いを水谷が中陣で乗り切った。特に8-8からの積極的な水谷の攻撃がパーソンのミスを誘った。2ゲーム目、出足で7-0でリードし、ラリー戦でのフォアドライブが非常に安定していた。3ゲーム目もパーソンに対してフォアミドルを攻め、体勢を崩し、ジュースにもつれ込んだが、積極的なサービスでエースを取った。4ゲーム目はフォアハンドの緩急をつけた水谷のドライブが有効に発揮され、後半に攻め込まれるが、9-9からの水谷の積極攻撃で勝利した。