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速報・現地リポート

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世界選手権横浜大会(個人戦)

●混合ダブルス4回戦
ピスチェイ/オドロバ(スロバキア) -8、4、10、8、11 水谷/平野

★平野早矢香、試合後のコメント
「今日はミックス3試合、ダブルス1試合。初戦から新しい気持ちでやった。とりあえずしっかり入れて、水谷君につないだけど、私は最後まで両選手のボールに対応できなかった」

 スロバキアペアの中陣での固いブロックに、水谷/平野は根負けした形。今大会、日本勢にとって鬼門になっているオドロバのバックブロックは、世界的にみても異質な技術。バック強打やドライブはほとんどないが、フラットに打球するブロックは非常に安定性が高い。これまでの国際大会では日本勢の脅威にはなり得なかったが、ノングルーになったことで女子選手もやはり球威が落ち、ラリー戦でしぶとく勝つスタイルも上位に勝ち残っている。

 全日本女王の平野早矢香、単調にボールを入れにいくようなプレーが目立つのは惜しまれる。国内の大会の時のような、相手を威圧する迫力が感じられない。地元開催で「負けられない」というプレッシャーがかかるのは致し方ないが、明日は迷いを断ち切った本来のプレーを見せてほしい。スタンドを埋めた大応援団からも、ベストを尽くしたプレーには大きな拍手が送られるはずだ。