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速報・現地リポート

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世界選手権横浜大会(個人戦)

●女子ダブルス3回戦
平野/福原(日本)9、-5、-5、7、6、4 シャール/呉佳多(ドイツ)

 平野/福原、4ゲーム目から本来の調子を取り戻し、第6ゲームは会心のプレーを披露! 見事にベスト8進出を決めた。
 第1ゲームを奪ったものの、第2・3ゲームは呉佳多のフォアスマッシュと、シャールの回転量の多いバックドライブに押された平野/福原。平野にオーバーミスが多く、なかなか調子の波に乗れなかった。
 しかし、観客席の日本女子チームから、奮起を促す「ニッポン! ニッポン!」の声が飛ぶ。すると第4ゲーム途中から、福原に次第に当たりが戻ってくる。10-7から福原のドライブレシーブが決まり、観客のボルテージも一気に上昇。第5ゲーム以降は、ラリー戦で粘り強く得点するスタイルを取り戻す。平野はまだ本調子とは言えないながらも、好調の福原につなぎながら、丁寧にフォアドライブを決めていった。第6ゲーム5-2でドイツペアがタイムアウトを取ったが、平野/福原の勢いは衰えず、9-4から福原がカウンタードライブ、バック強打を鮮やかに決め、ベスト8進出!
 明日の対戦相手は第1シードの郭躍/李暁霞(中国)だ!

★村上監督のコメント
「1ゲーム目は作戦通り。2、3もそのままいったが、相手が変えてきて取られた。4ゲーム目はこっちが思い切っていって、それがうまくいった。ウーは、フォアは下回転に対して力のあるボールは打てない。最初の3ゲーム目まではレシーブを短く、4ゲーム目以降は長く。相手が先に打ってくるボールを狙おうと、そしてそれを同じコースに変えそうとした。相手は動きが遅いから、重なって得点できる。メダルを獲るためにずっとやってきたので、ここで満足はできない。」

●女子ダブルス3回戦・その他の試合
郭躍/李暁霞(中国) 5、8、11、7 バーテル/ジルバーアイゼン(ドイツ)
帖雅娜/姜華君(香港) 9、2、7、6 ポータ/トート(ハンガリー)
馮天薇/王越古(シンガポール)-9、7、9、8、8 パルティカ/シュイ・ジエ(ポーランド)