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速報・現地リポート

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世界選手権横浜大会(個人戦)

●女子シングルス準決勝
郭躍(中国) 8、5、-10、5、9 李暁霞(中国)

■高島の眼 李暁霞vs.郭躍

郭躍はそれほど調子は良くなかったが、打球タイミングが郭躍のほうが早く、李暁霞は打球タイミングがやや遅れていた。第3ゲームは一発で狙うのではなく、粘りのラリーで競り勝ったものの、試合の流れは終始郭躍だった。
 李暁霞は郭躍に比べて打球点が落ち、ラリー戦で押されてしまうため、「一発で決めよう」と無理に強打に行ったボールにミスが出たのだろう。李にバックで振り回して得点する、というくらいの気持ちの余裕があれば、試合展開は変わっていたはずだ。
 郭躍は決勝で張怡寧と対戦する。張怡寧の今日のプレーはほぼ完璧だった。郭躍が勝機を見いだすとしたら、いかに早いタイミングで張のフォアに持って行けるかがポイントになるだろう。