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速報・現地リポート

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全中国運動会・速報2009

☆女子シングルス3回戦
張怡寧(北京) 4-0 蔡賽(広東)
彭陸洋(山東) 4-0 張瑩瑩(江蘇)
丁寧(北京) 4-0 馮亜蘭(湖北)

 張怡寧は静かな戦いぶりで、当然と言わんばかりに準々決勝進出。若手がひたすら力で攻めてくるのに対し、張怡寧は回転、コース、滞空時間とあらゆる要素で得点を重ねていく。同じ卓球でありながら、対戦相手の蔡賽は2次元、張怡寧は3次元の世界で卓球をしているような感じだ。
 彭陸洋は帖雅娜のキケンで勝ち上がった張瑩瑩(99年世界混合複優勝)を全く寄せ付けず、実力どおりのベスト8進出。今大会、充実のプレーを見せている。
 丁寧は同世代の馮亜蘭に快勝。回転量の多いドライブでチャンスを作り、フォアストレートとバッククロスへのキレのあるシュートドライブが光った。台を大きく使うダイナミックなラリーは、見ていても面白い。身体能力も非常に高く、これからどこまで伸びるか、予測できないスケールの大きさがある。