スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

全中国運動会・速報2009

 女子シングルス準決勝、女子ダブルス準々決勝で相次いで敗れ、涙を流した郭炎。「これ以上の試合は酷なのでは…」と思う状況でも、次の試合はやってくる。劉詩ウェンとの女子シングルス3位決定戦は、ともに女子シングルス準決勝で惜敗し、涙したふたりの対決となった。

 劉詩ウェンの前陣での連続ドライブと、郭炎の中陣での両ハンドドライブがぶつかり合い、順位決定戦とは思えない迫力のラリー。劉詩ウェンはしっかり声を出して戦っていた。第6ゲーム劉詩ウェンが9-7とリードし、「郭炎、3回目の敗戦か」と見ているほうも気を揉む展開。劉詩ウェンには次回大会も十分チャンスがあるが、郭炎は今大会がラストと言われている。心情としては、どうしても郭炎を応援したくなる。郭炎、このゲームを11-9と逆転で奪い、ゲームオールに持ち込む。
 
 最終ゲームは郭炎が5-2とリードしてチェンジエンド。5-4からのスーパーラリーを制しても、郭炎にガッツポーズはない。最後は劉詩ウェンにカウンターのミスが続き、郭炎が11-4で取って銅メダル獲得を決めた。