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速報・現地リポート

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第7回世界ジュニア選手権大会

 日本が2日目にチリと対戦し、トップで上田を苦しめたのはオリバレス。ボールタッチの良い選手だ。聞けばチリを離れ、ヨーロッパでプレーしているとのこと。世界各国にはセンスの良い選手は多い。そういう選手がある時期に母国を離れ、才能を開花させる。日本の水谷、岸川がそうだったように。
 スウェーデンで日本の丹羽を前日に破ったのはソダルンド。協和発酵キリンの下山選手と同じクラブでプレーしている。下山選手に聞いたところ同年齢の丹羽に強いライバル心を持っていて、丹羽はどのくらい練習するんだと聞いて、君の何倍もボールを打っていると応えたら、翌日から猛烈に練習を増やしたというガッツ少年なのだ。どう見ても卓球センスには相当の差があるのだが、ボールへの執念、泥臭さがすごい。その努力が実ってか団体戦で丹羽を破った。おそらくスウェーデンに帰ってから下山選手に大きく胸を張るに違いない。

photo 左がソダルンド、右がオリバレス