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速報・現地リポート

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全日本選手権大会

●女子シングルス5回戦主な結果
岡崎(武蔵野高)4、8、3、8 伊積(東京富士大)
渡辺(日立化成)5、-9、9、-8、6、9 市川(名経大高蔵高)
福平(日立化成) -3、9、9、8、-4、8 若宮(日本生命)
藤井優(近畿大)8、-7、8、-2、8、11 小西(アスモ) 
王(日立化成) 8、-8、-6、9、7、-7、9 越崎(中国電力)
田勢(十六銀行) 8、-3、10、3、-7、7 梅村(文化シヤッター)

 日本人離れした豪快な両ハンドドライブで、全日本選手権でも2連覇を達成した梅村礼が田勢美貴江に敗れ、最後の全日本を終えた。バックドライブで打ち抜く梅村らしいプレーを随所に見せてくれた。

★梅村礼、試合後の会見
「すっきりした気持ちと、ほっとした気持ち、そしてやり終えた気持ちといろいろな思いがある。今日の試合に関しては、自分のやりたいように豪快なプレーができた。豪快すぎてオーバーミスも結構ありましたけど…。
 最後の試合の相手が美貴江ちゃんなのはうれしかった。ともに日本代表として戦い、お互いの手のうちは知り尽くしている。今後は日本ではプレーしませんが、ドイツ・ブンデスリーガでプレーを続け、ドデアン(ルーマニア)のプライベートコーチをする予定です」

 04年世界団体戦ドーハ大会の中国戦で張怡寧に逆転勝ちし、王楠からマッチポイントを奪った豪快無比なプレーは今もって忘れがたい。この梅村のようなパワーあふれる選手を、日本の卓球界は必要としている。