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全日本選手権大会

男子シングルス4回戦、スーパーシードの松平健太(青森山田高)が阿部(リコー)にゲームオールで敗れた!

●男子シングルス4回戦
阿部(リコー) ー3、8、ー7、7、7、ー6、9 松平健(青森山田高)

 松平は阿部に得意のしゃがみ込みサービスが思うように効かず、試合を優位に進められなかった。前陣でのキレのあるカウンタードライブを見せた阿部は、試合後も興奮冷めやらぬというより、自分の勝利の実感がまだ沸かないといった様子。「正直びっくりしました。相手は強いし、良い試合ができればという気持ちでした。戦術等は特になかったけど、サービス・レシーブが予想以上にうまくいった」とコメントした。4回戦最大のサプライズだ。

 松平の敗戦に対し、青森山田学園の吉田安夫総監督は下のようなコメントを残した。
「ドイツに行って1年くらいは良かったが、移動ばかりで練習ができていない。ドイツはベテランが多く、強くなるための練習ではなく調整のための練習をしている。ドイツは経験という意味では1年くらいはいいけど、そういう年齢の時に長く行くのは、僕は良いと思わない。健太は体力が無く食も細い。休養を取りながら、冷静に自分を見つめてやり直さないとダメ。次のミックスでどんな顔で出るか。弱い人に勝っても強くならない。負けて強くなる」