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全日本選手権大会

●ジュニア女子シングルス決勝
石川(ミキハウスJSC) 5、12、8 森薗(青森山田高)

 ジュニア女子4連覇、そして2年連続で初戦から決勝までオールストレート勝ちの完全優勝。記者会見で「一般シングルスに集中するために、ジュニアを回避することは考えませんでしたか?」と質問が飛ぶほど、石川の強さは際立っていた。

 対戦相手の森薗も、昨年は石川のサービス・レシーブとブロックに翻弄されたが、今年は台上から丁寧な試合運びを見せた。もともとフォアにはパンチ力のある森薗、フォアの打ち合いなら互角の勝負。第2ゲームには7-10とされてから10-11と逆にゲームポイントを取り返した。このゲームを取っていれば接戦にもつれた可能性もあるが、石川は慌てることなくこのゲームを締めた。
 試合後、「4連覇できるなんて本当に信じられません。今回でジュニアに出られるのは最後なので、出られる種目には全部出たかった。森薗さんには世界団体戦の代表選考会では、ゲームカウント2-0の6-1から逆転されたので、今回はどれだけリードしていても最後まで気を抜かずにプレーするようにしました」とは石川の弁。やはりジュニアではこの石川に対抗馬はいなかった。