スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

全日本選手権大会

●男子ダブルス決勝
水谷/岸川(明治大/スヴェンソン) 6、3、3 軽部/池田(明治大)

決勝まで勝ち上がる大健闘を見せた学生ペアに対して、世界3位の水谷/岸川は容赦なく襲いかかった。前陣では岸川の高速バックドライブが火を噴き、中陣に下がれば水谷が相手の嫌なコースを突いてチャンスを作り、逆襲に転じる。軽部のスピードあふれるドライブ、池田のフォア一枚ラバーの強打も、攻守自在の水谷/岸川ペアの前に封じられた。「2位という結果には満足していますが、決勝はもう少し競れたら良かった。作戦は特に立てずにぶつかっていきましたが、やっぱり通用しませんでした。合宿では何回か試合をして、その時はラリー戦になったけど、今回はラリーに持ち込ませてもらえなかった」(軽部)。水谷/岸川、男子ダブルス4連覇は昭和57~60年度の斎藤清/渡辺武弘に並ぶタイ記録だ。

◎水谷/岸川ペアの優勝インタビュー
-優勝おめでとうございます。感想を聞かせてください
岸川「3連覇していたので、目標は4連覇しかなかった。うれしいです」

-史上二組目の4連覇ということになりましたが?
水谷「4連覇するのは本当に難しいこと。僕たちはそれができて、それだけ実力も上がっているし、安定性も出ている。来年も連覇の記録を伸ばしたい」
岸川「準決勝の松平賢/上田ペアに1-2からの逆転で波に乗れた。決勝はすごく良い試合ができました」

-今年の目標を教えてください
水谷「5月の世界団体選手権での優勝が今の目標です」
岸川「中国に勝って優勝することが僕たちの目標。それに向かって頑張りたい」