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全日本選手権大会

●女子ダブルス決勝
藤井/若宮(日本生命) 12、9、-10、7 平野/樋浦(ミキハウス)

藤井/若宮ペアが女子ダブルスのチャンピオンに輝いた。藤井は金沢咲希と組んだ06年度以来の全日本タイトル、若宮は全日本初タイトルを獲得した。

藤井/若宮は今年度の東アジア競技大会で準優勝、平野/樋浦はジャパンオープン優勝と、国際試合で成績を残す2ペア。ストップレシーブばかりのミキハウスペアに比べ、日本生命ペアは積極的にフリックで主導権を握る。前陣での若宮の広角なシュートドライブがたびたびノータッチを奪い、2ゲームを先取。3ゲーム目に入り、樋浦のカウンタードライブが決まりだし、3-3から5本連続ポイントを決め、なんとか1ゲームを奪った平野/樋浦だが、第4ゲームは藤井/若宮が1-2から6本連取し、一気に優勝を決めた。
「うれしいです。もっと国際試合で勝てるように頑張ります」(藤井)
「一日、1~2時間はダブルスの練習をしてきました。優勝を狙っていたのでうれしいです」(若宮)

一方、敗れたミキハウスペアは、樋浦が「序盤、緊張して硬くなってしまった。これで全日本のダブルス決勝で敗れるのは3回目。考えないようにしたのですが…」。とコメント。彼女ほどの実力者でありながら、全日本のタイトルにあと一歩のところで手が届かない。一方の平野は「無冠で終わってしまいましたが、全日本は私だけではなく、みんなが賭けてくる大会。来年頑張ります。今年もこれからもっと試合が続くので、しっかり臨みたいと思います」と語った。