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世界選手権モスクワ大会(団体戦)

 <日本男子 1-0 ドイツ>
○水谷 12、10、8 オフチャロフ
 岸川       ボル
 吉田       ズース
 水谷       ボル
 岸川       オフチャロフ

 水谷隼が非常に集中力の高いプレーで、オフチャロフにストレート勝ちを収めた!
 第1ゲームは静かな立ち上がりを見せた水谷。多彩な引き出しをほとんど空けようとはせず、サービスもシンプルな組み立て。フォア前にやや浮いたボールも強打せず、小さく落としてから次を狙う。「ゲームマスター」は試合全体の流れを考え、ゲームメイクをしていた。
 圧巻は第2ゲーム。2-3からオフチャロフに6点連取を許して2-9、4-10でゲームポイントを握られる。しかし、水谷はここから冷静なプレーでヒタヒタとオフチャロフに迫り、8-10となったところでオフチャロフがタイムアウト。ここでオフチャロフのサービスだったが、水谷はしっかりレシーブして10-10に追いつき、封印を解いたかのようなフォア強打を連発してこのゲームを大逆転で取る。第3ゲームも強打連発で突っ走り、結局5-0となるところまで、ゲームをまたいで圧巻の13点連取。日本のエースがすばらしいプレーで貴重な先制点を挙げた!