スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

世界選手権モスクワ大会(団体戦)

 石川選手はフォアサイドの打法が乱れていた。体が開いているし、方向が逆向きになっていたけど、3ゲーム目にはよくなっていた。ラケットヘッドが使えていないから、余計に入れようと思って打球点を早くしょうと思うから乱れてしまう。その修正は彼女ならできると思う。

 私も左利きだからわかるのだけれど、左利きは自分のフォアへ流れるボールに対して、ゴムとボールがガシャンと当たるような感覚がある。その当たる感覚があればどんなボールでも対処できる。それがないとボールを見てしまう、そのために足が止まってしまう。

 水谷選手が良いと思ったのは、ボールを拾いに行ったり、タオルを取りに行ったりとか、待っている時の足の動きがよい。石川選手はピタッと足が止まっている。自分の思う通りにいっていれば、足も勝手に動くけど、悪いと足が止まるわけだから、調子が悪い時には意識して打球をしてない時にも足を動かしていれば、リズムも乗ってくるし、そうやって盛り上げていけば、少しくらいの打法の乱れは足の流れの中で修正は効くと思う。