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速報・現地リポート

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世界選手権モスクワ大会(団体戦)

 〈日本男子 vs. 中国男子〉
A 水谷隼   -   馬龍
B 岸川聖也  -   王皓
C 吉田海偉  -   張継科(or許シン)

 〈日本女子 vs. 中国女子〉
A 福原愛   -   劉詩ウェン
B 平野早矢香 -   丁寧
C 石川佳純  -   郭炎

 中国の卓球雑誌「ピンパン世界」の宋斐記者に中国のオーダーを予想してもらった。さすがに「オーダーはトップシークレット」だそうだが、「馬龍をトップにもってくるだろう、馬琳は出さない。3番手は張継科か許シン」と読んだ。女子は意外にも「丁寧が2点で出てくる、3番手はベテランの郭炎」と予想。今大会、故障を抱える郭躍は出場機会が少ない。「男子は日本にもチャンスがありそうだけど、女子はやはり厳しいと思う」。
 日本は男女チームとも、エースをトップに出す真っ向勝負のオーダーと読む。女子は石川の爆発力に期待したい部分もあるが、ここに来てオーダーを大きく変えることはなさそう。男子のトップで水谷と馬龍のエース対決が実現すれば面白い。

 日本が男女チームとも準決勝まで勝ち進み、中国越えを挑む。男子の決勝トーナメント1回戦のオーストリア戦と準々決勝の香港戦、女子の準々決勝の韓国戦。厳しいと思われた組み合わせを、日本はすばらしいプレーで乗り越え、勝ち上がってきた。中国は若手が強い日本を警戒し、全力を挙げて叩きつぶしに来るだろう。しかし、準決勝で中国と当たることさえ、決して「不運」とは言わせないムードが、今の日本チームにはある。

 下写真は中国の馬龍(左)と丁寧(右)