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速報・現地リポート

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世界選手権モスクワ大会(団体戦)

 ベラルーシ男子チームの絶対的なエースであるブラディミル・サムソノフ。世界ランキング8位の彼がいながら、ベラルーシはグループDで6番目の位置。サムソノフが抜ければ一気にセカンドディビジョンまで落ちるレベルだが、サムソノフは決して腐ることなく、真摯なプレー。今日のオーストリア戦でも、シュラガーとの玄人好みな「卓球マスター」対決をストレートで制し、2点を奪ってエースの重責を果たした。チームは敗れたが、今日これまでで一番の歓声がサムソノフには送られた。
 サムソノフの試合をコートサイドで熱心に見つめていた高橋発行人。「決して強くはないチームにあって自分の責任を全うし、ベンチに入って応援に声をからすその姿に感動を覚えた。一方で、デンマークのメイスはドイツ戦を欠場。試合後、ドイツチームのボルやオフチャロフとおしゃべりをしていた。その態度はいかがなものか…」。