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速報・現地リポート

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世界選手権モスクワ大会(団体戦)

 団体5連覇を目指す中国男子はフランスと対戦。97年世界選手権団体戦の決勝のカードだが、フランスはその後世代交代が思うように進まず、ようやくここにきて若手にスイッチしつつある。
 中国のトップは左ペンホルダードライブ型の許シン(日+斤)。中国男子の開幕試合で切り込み隊長をまかされたが、ベテランのレグーとのサウスポー対決にやや苦戦。さすがに緊張があるのか、動きが固く、相手を呑み込むような爆発力が見られず。1ゲームを落とし、競り合いながらも勝利を収めた。続く2番に出場した馬龍も、現世界ランキング1位だが世界団体戦での出場経験は少ない。格下のマテネにこちらも1ゲームを落としたが、最後は地力の差を見せて突き放した。中国は3番にも団体戦初出場の張継科を配し、若手にどんどん経験を積ませる構えだ。