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世界選手権モスクワ大会(団体戦)

 昨日は男女とも白星発進を決めた全日本チーム。今日は男子がクロアチア、女子がロシアと対戦する。
 男子が対戦するクロアチアは、08年北京五輪ベスト8のプリモラッツと譚瑞午が抜け、チーム力はダウン。昨日は格下のスペインに2-3で敗れている。チームのエースは09年世界選手権横浜大会で韓陽を破ったガチーナ。長身で懐が深く、中陣からでもパワフルなドライブを打ち込んでくる。2番手のロコ・トシッチは中陣で粘るタイプの左シェークドライブ型。ある意味では、長身のヤカブと左シェークのパジーを2点起用してきた昨日のハンガリーと似たメンバー構成だ。トシッチはそれほど警戒する必要はないので、ガチーナを前半で押さえれば、2勝目は問題ない。

 一方、女子は地元ロシアと対戦。地元の観衆の応援を計算に入れても、実力の差は明らか。ロシアはカット主戦型が多いチームなので、昨日のベラルーシ戦で完璧なカット攻略を見せた藤井寛子が再び起用される可能性もある。同グループのルーマニアは昨日スロバキアを3試合とも3-0のオールストレートで破り、完璧なスタートを切った。日本もどんどん調子を上げていきたい。

下写真はモスクワの街並み。排気ガスと砂ぼこりがひどいが、道路が広く、ゆったりとした緑の多い街だ