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速報・現地リポート

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世界選手権モスクワ大会(団体戦)

 男子のDグループは激戦区だ。1戦1戦、目を離せない対戦が続いている。
 その中でもポルトガルに注目したい。台風の目になると思われた北朝鮮を初戦で3-2と撃破。中でもアポローニャが光っている。北朝鮮戦では2点をたたき出したと思ったら、続くオーストリア戦でもガルドス、シュラガーを連破し、その勢いは止まらない。世界ランク62位だが、今回の活躍で相当ランクアップしそうだ。首都リスボン生まれで、6歳から卓球を始め、現在23歳。ドイツのブンデスリーガ、オクセンハオゼンでプレー中だ。

 ポルトガルはオーストリア戦のラストでフレイタスが勝利し、絶好調。近年アポローニャに加えモンテイロ、フレイタス、そしてジュニアにも有望な選手を抱えるポルトガル。低迷を続けるヨーロッパ卓球界の中でも希望の持てる国になりつつある。全選手に言えるのは多彩なテクニックと、柔らかいボールタッチ。ヨーロッパの中でも注目していきたいチームのひとつだ。