スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

世界選手権モスクワ大会(団体戦)

応援していた人がみんな涙した平野早矢香の試合。感動だった。
「すいません。すごい試合にしてしまいました。2ゲーム目も取れたと思うし、5ゲーム目もリードしたんですけど、相手の気持ちも変わるし、すべて自分だけが悪かったわけではないけど、やっぱりもっと抑えるところは抑えたかった。
 昨日負けていたんで、昨日から今日への切り替えが難しかった。2番の黄怡樺は結構前だけど2連敗していて、こういう展開も想定していた。ただ一方的な形で前半入ったので何とか相手を崩すチャンスを見つけようと思った。1ゲーム目を取りたかったけど、なんとか9本まで行ったのが良かった。
 マッチポイントを3回取られたのは記憶にないんですよ。最後の自分のマッチポイントの時は取れると思った。その1本を取るまでは何回も怖かった。(終盤にミドルへのショートサービスをフォアへフリックされた)あれはイヤな流れでした。サービスを変えてうまくできた。
 最後の1球が床に落ちるまでは何が起きるかわからないという気持ちでいました。とにかくどうにかするしかないと思って、その気持ちが(ゲームセットで)終わった。あ~、本当にすいませんでした。でもありがとうございました。記者の人の気持ちもみんなの気持ちも伝わるんですよ。ホントに伝わるんですよ。だから最後まで頑張れて良かった」。

下写真右は観客席で声援を送った平野のご両親。