スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

世界ジュニア選手権大会

 世界ジュニア選手権というのは世界中を転々として開催されている。これは「各大陸で持ち回り開催する」ことになっているからだ。チリ(南米)、日本(神戸)、オーストリア(リンツ)、エジプト(カイロ→ここはちなみアフリカ)、スペイン(マドリッド)、コロンビア(カルタヘナ)。なぜかオセアニアは飛ばされましたが。
 今回はスロバキアの首都ブラティスラバ。もともとハンガリー領だったスロバキア。いわゆる東欧の真ん中に位置し、第1次大戦後の1918年には隣国のチェコとの共和制でチェコスロバキアが独立。その後、ナチスドイツの保護領となり、スロバキアは自治政権を宣言するもそれはドイツの傀儡政権だった。第2次大戦後に再びチェコスロバキアとなるも、1993年にはチェコスロバキアが解体し、スロバキア共和国が誕生。2004年にはEUに加盟し、09年からはユーロを導入している。
 ヨーロッパの12月は寒い。ブラティスラバの外も雪が残っている。選手の食事は朝はホテルだが、昼と夜はバスで5分ほどのところにある食堂。ところがほぼ毎日、チキンとトマト、というのでそろそろ飽きているだろう。とはいえ、この町というか、会場のまわりもホテルのまわりにも食べる場所はあまりないのだ。
 物価はそれほど高くなく、平均給与は月数万円程度らしい。