スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

世界ジュニア選手権大会

 12月4~11日、スロバキアの首都ブラティスラバで開幕する『2010Volkswagen世界ジュニア選手権』。 ITTF(国際卓球連盟)によるジュニア世代の普及・強化を目的とした「GJP(グローバル・ジュニア・プログラム)」の一環として、2003年にスタートした世界ジュニア選手権も第8回を迎える。大会が行われるブラティスラバは、96年ヨーロッパ選手権以来のビッグゲーム開催。ワルドナーが決勝でパーソンを下し、なぜか縁のなかったヨーロッパのタイトルをようやく手にした大会だ。 
 今回の世界ジュニアに日本代表として出場する精鋭4名と、そのエントリーは以下のとおりだ。

★日本選手の各種目へのエントリー(WR=2010年12月発表の世界ランキング)
〈男子団体〉
丹羽孝希(青森山田高・WR94)
吉田雅己(青森山田高・WR208)
町飛鳥(青森山田高・WR296)
平野友樹(野田学園高・WR413)
〈女子団体〉
石川佳純(ミキハウスJSC・WR20)
森薗美咲(青森山田高・WR101)
前田美優(ミキハウスJSC・WR122)
谷岡あゆか(エリートアカデミー/帝京・WR188)

〈男子シングルス〉丹羽、吉田、町、平野
〈女子シングルス〉石川、森薗、前田、谷岡
〈男子ダブルス〉丹羽/町、吉田/平野
〈女子ダブルス〉石川/森薗、前田/谷岡
〈混合ダブルス〉町/前田、吉田/谷岡

 日本男子は、丹羽(下写真左)・吉田(下写真中央)・町という青森山田の最強1年生トリオに、野田学園高のエース平野を加えたメンバー構成。女子は世界ランキング20位のスーパーエース・石川(下写真右)、前回大会で日本女子を決勝に導いた森薗がチームを引っ張る。石川は今大会が4回目の世界ジュニア出場で、これは石垣優香(04~07年大会出場)と並び、日本代表の出場最多タイの記録だ。
 ちなみに過去の日本選手の優勝記録は…。

★過去の日本選手の優勝記録
03年サンティアゴ大会 男子ダブルス:岸川聖也/村守実
04年神戸大会     男子ダブルス:岸川聖也/水谷隼
05年リンツ大会    男子団体:水谷隼・岸川聖也・高木和卓・大矢英俊
06年カイロ大会    男子シングルス:松平健太

 第1回大会から4大会連続で金メダルを獲得していた日本だが、07年パロアルト大会からは3大会連続で金メダルに手が届いていない。前回のカルタヘナ(コロンビア)大会では、中国が大会史上初の7種目完全制覇をとげた。ブラティスラバでは日の丸がセンターポールに翻るのか?