●女子団体準決勝
日本 3-0 ドイツ
○ 石川 3、-6、6、9 ビンター
○ 森薗 9、-7、12、-8、4 ゾルヤ
○ 谷岡 9、-9、-4、7、5 ムールバッハ
中国 3-0 韓国
○顧玉ティン 7、9、6 ユ・ウンチョン
○朱雨玲 -8、-9、5、4、5 梁夏銀
○易芳賢 1、4、5 チョ・ユジン
トップの石川はビンターの回転のかかったドライブに手を焼いたが、サービスを効かせた速攻で競り勝った。ビンターはモスクワでの世界選手権でドイツの代表として準々決勝で1点を奪うなど、期待のホープだが、石川が一枚上だった。
森薗は1ゲーム目9-9からフォアのしゃがみ込みサービスで2本連取。2ゲーム目はゾルヤが落ち着いてきて距離を取り、森薗の攻撃をカウンターで狙う。3ゲーム目はジュースで取ったが、4ゲーム目はゾルヤの強打が炸裂、まともに打たれたら取れない。最終ゲームは前半でのリードに乗じて森薗は一気に離し、ゾルヤの崩れを誘い、4本で勝利した。
3番はカットの谷岡の登場。2試合続けて前田を起用していた岸監督だったが、谷岡をドイツにぶつけた。バック面に粒高に近い表ソフトを貼っているムールバッハはツッツキからの攻撃と、バックの変化のあるブロック、強打で谷岡を攻める。しかし1-2から2ゲームを先取し、谷岡は苦しみながらも勝利をもぎ取った。日本は5回目の決勝進出。明日、中国との決戦を迎える。
*写真は左から接戦をものにした森薗、3番で期待に応えた谷岡、ITTFのインタビュー(中国語で)に応える石川